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装飾だけではない 雨どい石像「ガーゴイル」の歴史

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西洋建築の屋根に設置されている石像をご存知でしょうか。
「ガーゴイル」と呼ばれる怪物などをかたどったもので、雨どいに流れる水の排出口として機能します。

怪物の設置されていない雨どいは「ガーゴイル」とは呼ばれず、また、雨どいに連携していない怪物も「ガーゴイル」とは呼ばれません。
「グロテスク」「キメラ」などと呼ばれる別の石像になるのです。

特に伝統ある古い教会など、ゴシック様式の建物によくみられるガーゴイルですが、それらの石像は総じて、周囲を威嚇するような恐ろしい姿をしています。
なぜ雨どいの終端で、人目に付きやすい部分にこのような様式を用いるようになったのでしょうか。

西洋建築の雨どい「ガーゴイル」の起源

近年の建築に見られる「ガーゴイル」

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ガーゴイルが用いられるのは、規模の大きな歴史的建造物です。
ヨーロッパに現存している多くの伝統的な教会でも、その姿を目にすることが出来ます。

そして、バルセロナで今なお建築中の「サグラダ・ファミリア」を見れば、ガウディが好んだガーゴイルの傾向が伺えます。

特に特徴的なのはサグラダ・ファミリア後陣のガーゴイルです。
そのモチーフはかたつむりやトカゲ、貝、ヘビなどの身近な動物。

サグラダ・ファミリア内部に見られる植物などのモチーフからも、ガウディが「自然」に神秘性を見ていたことが
分ります。

ガーゴイルを日本では「樋嘴(ひはし)」と言います。
日本では公園の噴水などの水まわりに取り入れられている事が多いので、もしもヨーロッパにまでガーゴイル観賞にいけないという時には身近で探してみるのも良いですね。