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またトイレ? 寒い日にトイレが近くなる原因とは

またトイレ? 寒い日にトイレが近くなる原因とは

寒い日、普段よりもトイレに行く回数が増えるという方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。
何故寒いとトイレが近くなるのでしょうか。
今回は、その主な原因と対策についてお伝えしたいと思います。

尿が作られる仕組みとは

1日に体内を出入りする水は2~2.5リットルです。
飲み物や食べ物から摂取した水分は、尿や便、汗、呼気などになって体外へ排出されます。

私たち人間の身体は約80%が水分でできており、ほとんどの細胞活動は血液中で行われているのです。
全身を巡る血液は1日に40回ほど腎臓を通り、汚れや余分なものをろ過して再び全身を巡ります。
血液をろ過した「原尿」は、尿細管でさらに必要な成分と不要な成分に分けられます。

原尿の99%は尿細管で再吸収され、残った1%だけが尿として膀胱に送られるのです。
膀胱の容量は約500ミリリットルで、150~300ミリリットル程の尿が溜まると尿意を感じるとされています。

トイレが近くなる原因

体内の水分調整や尿の作られ方が分かったところで、さっそく「寒い日にトイレが近くなる」現象の原因についてご説明します。

原因1 水分調節のバランスが崩れる
寒い日は暖かい日に比べるとどうしても発汗量が少なくなってしまいますよね。
しかし、摂り込んだ水分量と排出される水分量はほぼ同じです。
つまり、寒い日は汗で水分が排出されない分、尿として排出される水分が多くなってしまうのです。

原因2 手や足などの末端の冷え
寒い日は手先や足先が冷たくなることが多いと思います。
原因は、冷えによって末端や体の表面にある血管が収縮することにあります。
末端の血管が縮むと体幹を流れる血液が増え、腎臓に流れる血液の量は増加します。
腎臓を通る血液が多ければ、当然作られる尿も多くなってしまいます。

原因3 交感神経への刺激
寒さによって交感神経が刺激されると、膀胱が小さく縮んでしまいます。
膀胱が縮んだ分容量も減り、溜まっている尿が少ない状態でも尿意を感じるようになります。
また、交換神経への刺激により、尿を抑える働きのある「抗利尿ホルモン」の分泌も少なくなってしまいます。

トイレの回数を減らすポイント

体の自然な反応とはいえ、何度もトイレに行かなければいけないのは億劫ですよね。
寒い日は、以下の2つに注意して過ごすことを心掛けましょう。

■ 体を冷やさない
暖かい飲み物や軽い運動、入浴などで体の内側から温めてあげましょう。

■ 水分を摂りすぎない
トイレに行くのが面倒だからといって水分を断ってしまうのはNGです。
必要な水分はしっかりと補給しましょう。
また、利尿作用のあるカフェインを含んだ飲み物も控えることをお薦めします。

またトイレ? 寒い日にトイレが近くなる原因とは

寒い日にトイレが近くなってしまうのは、体の自然な反応だったのです。
今回ご紹介した対策を心掛け、寒い日のトイレと上手に付き合っていきましょう。