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トイレはいつから存在したの?古代のトイレについて

古代日本のトイレ事情

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日本では、縄文時代にはすでにトイレの習慣があったようです。
日本は河川が多く川の流れが速かったため、それを利用して用を足していたようです。

まず川に板を張り出し、そこから川に直接用を足していました。
その後、飛鳥時代には川を屋内に広げ、用を足す「川屋」が見られるようになりました。
その後、平安時代には「樋殿」や「樋筥」と呼ばれる携帯型のトイレを使用していました。
木箱のようなこのトイレは、どこでも用を足せるよう持ち運びをされていました。

当時すでに用を足した後に紙で拭く習慣もあり、きれい好きであったことがうかがえます。
また、この頃から排泄物を農産物の肥料として使用していたようです。

古代ローマのトイレ事情

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古代ローマは下水が発達しており、現在のトイレの原点となるような高い技術を駆使したトイレがありました。

町の一角に石でできた腰を掛けられるベンチのようなものがあり、そこに腰掛けると穴が空いていて排泄ができるようになっています。

そして驚くことに排泄物を水で流すしくみになっているのです。
つまり、紀元前にもかかわらず古代ローマにはすでに水洗トイレがあったということです。

当時トイレはプライベートな場所という感覚ではなく、社交場として賑わいの場であったようです。
そのため連なったトイレには仕切りがなく、隣同士で会話をしながら用を足していたようです。
そこには当時の服装も関係しているといわれています。

当時はくるぶしまである長い装束を着ていたため、用を足していても一見座っているように見え、社交場として栄えたのではないかといわれています。

古代ギリシャのトイレ事情

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日本やローマとは対照的に、古代ギリシャでは決まったところで用を足す習慣は
ありませんでした。

当時の記録では下水という記述がないため、トイレは発達していなかったと考えられます。
当然、家にも街にもトイレらしきもの自体ありませんでした。

ではどのように用を足していたかといえば、そのまま道に垂れ流していた
ようです。

時には家の中から放り投げることもあり、道路は人々の汚物で溢れかえっていた
ようです。

合わせて家畜の汚物も垂れ流し状態であったため、そこからウィルスも蔓延し、
汚物からの雑菌が原因で病にかかる人も多かったようです。