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意外と知られていない!?トイレにフタがある理由

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現在、日本のトイレのほとんどの便座にはフタがついています。
しかし、そもそも何故トイレにはフタがあるのでしょうか。
今回はトイレのフタについてみていきたいと思います。

トイレのフタの意外な歴史とは?

トイレにまだ水洗の設備がなかった頃、トイレのフタの歴史はまずその時代にさかのぼります。
昔は便器をおまるとして部屋の片隅などに置いておくということがありました。

その為、当時の人は用便のきつい臭いが部屋に充満してしまうことに悩まされたようです。
フタがないことにより不衛生になり、虫の侵入経路になってしまう場合もあります。

また、部屋にトイレがむきだしで置いてあっては見た目もあまり良くありません。
このような要因からトイレにフタが設置されたのです。
水洗設備の無いくみ取り式トイレは今ではほぼ見かけなくなりました。

しかし、フタを閉めるか閉めないかという違いだけで、トイレの臭いの不快度が変わるのは現在も同じです。

欧米では別の理由があった!

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トイレのことを欧米では「バスルーム」と呼びます。
欧米人にとってトイレというのは単に用を足すだけの場所ではなく、軽く身づくろいをするような場所でした。
便器のフタを閉めて座り、化粧をしたり、靴紐を結んだり、服装を整えたりしていたといいます。
このような用途の名残で、欧米から入ってきた洋式の便器にはフタがついているのです。

トイレのフタは病気を防ぐ?

トイレを流すときには、目には見えませんが霧のような細かい水しぶきが飛散してしまいます。
そのしぶきは、トイレの設備によっては1メートル以上も跳ね上がってしまうのです。
そうなれば、トイレ個室内の空気にも雑菌が漂ってしまいます。

ノロウイルスなどの菌がいた場合、トイレを使うことで感染症を引き起こしてしまう危険性も。
トイレのフタは水を流してから閉じるのではなく、水を流す前に閉じるようにしましょう。
そうすれば、トイレの空間内に雑菌を舞き散らさずに済むので衛生的です。

フタは閉めたほうがお得

「便器の中に携帯や財布を落としてしまった」という人も多いでしょう。
トイレのフタを閉める習慣をつけておけば、トイレに物が落下した時も安心ですね。

また、フタは保温便座の電気代を節約してくれる効果もあります。
便座を常に保温しているという場合、トイレのフタは開けっぱなしにするよりも閉めておいたほうが、節電効果が高いのです。

トイレのフタというのはあまり必要無いようにみえますが、実は意外な効果を発揮している大切なものなのです。