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キンモクセイはトイレ?世代で変わるトイレの匂い

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突然ですが皆様はキンモクセイの香りからどのようなことを連想するでしょうか。
おそらく若い方であれば、キンモクセイの香りのことを「秋の香り」や「恋の香り」と連想するかと思います。

しかし驚くべきことに40代以上の方の多くは、キンモクセイの香りから「トイレの匂い」を連想するというのです。
それは一体何故なのでしょうか。

キンモクセイがトイレの匂いってどういうこと?

若い方はご存知ないかもしれませんが、実は1970年初頭から1990年代前半頃まで、トイレの芳香剤の香りといえば、キンモクセイが主流だったのです。
その為、その頃自宅のトイレにキンモクセイの香りがする芳香剤を置いている家庭に育った方は、キンモクセイの香りから自然とトイレの匂いを連想してしまうといいます。

当時のトイレは汲み取り式がほとんどであったため、多くの家庭のトイレは悪臭が充満していました。
そこでその悪臭を別の匂いで消すために、強い香りを放つ芳香剤が開発されました。

そして当時の芳香剤の香りとして選ばれていたのが、キンモクセイの香りだったのです。
しかし現在では、トイレの芳香剤の香りにキンモクセイが選ばれていることはほとんどありません。

キンモクセイの香りがする芳香剤が消えた理由

キンモクセイの香りがトイレの芳香剤に使われなくなった理由として、当時から芳香剤を利用していた人たちが持つ、トイレに対するイメージの問題が挙げられます。

つまり1970年初頭から1990年代前半頃まで芳香剤を使い続けていた人にとって、キンモクセイの香りはトイレの匂いとイコールになっており、その匂いを嗅ぐことで当時の臭かったトイレのことを連想するようになっているからなのです。

ちなみに以前は男子トイレの小便器に、芳香剤と洗浄剤の両方の用途で使用する「トイレボール」がよく置かれていましたが、近年トイレ環境が整備されたことによって、だんだん使用する施設は減っていっているようです。

時代によって違う芳香剤の香り

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キンモクセイの香りが使われなくなったのと同時に、トイレの芳香剤には様々な香りが使用されるようになりました。

現在、トイレの芳香剤にはラベンダーやバラ、リンゴやレモンなどの香りを使ったものがあり、中にはハロウィーン限定の「フルーツキャンディー」の香りがする芳香剤など、季節限定のものまで各社から発売されているといいます。

トイレの芳香剤は今やただ臭いを消すためだけでなく、香りを楽しむためのアイテムとしても利用されているのです。